口はひとつ耳は二つ

厚生労働相が5月6日、また『オレは一生懸命仕事してるゾ』発言。

横浜での新型インフルエンザ疑いの高校生の件で、
厚生労働省の発表で、横浜に電話が殺到して連絡が取れなくなっているのを、
勝手に連絡できない。『連絡体制に危機管理がなってない』と決め付けて、
自分たちは頑張っているのに横浜はなってないと発言。

今回は新型インフルエンザ発生国への渡航歴がないにもかかわらず、
発熱などの症状出現した人が病院で診察を断られたケースがあり、
（東京都で5日までに92件あることに）
「医師法違反だ。医者の社会的義務として対応してもらいたい」と、不快感を示した。

5月2日から5日までは、私も休暇とってました。
ですから休日当番病院に担当になってなければ診療時間でないので、
検査体制や感染コントロール準備できなければ、診察断っていますよ。
休日に医師や臨床検査技師などを待機させたり、
感染防御の準備にかかる費用は、国から一銭も支払われてないのを
一言も言わないで、医者の社会的義務でしなさいというのは納得できません。

ある救急病院では、外国旅行後の熱発した患者の受診で
陰圧感染防御室に隔離し、N95マスクなどで防御しながら、検査をして
しかも後で必要になるかもしれないのでPCRできるよう鼻咽腔拭いを2セット採り、
その間、他の患者に感染しないよう救急車を受け入れ停止していたようです。

社会的に大変な対応が必要な状況では、まずは国や地方自治体の責任で
しっかり費用と人員をかけて、それを民間に押し付けないでやってください。

厚生労働省は年金も期限までに解決すると言ったはずなのに、
出来なければ大臣がまず辞職してください。

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