NT-proBNP

かんずりキムチ

2008年11月17日 16:37

うっ血性心不全・浮腫起こした方に、
酸素投与し利尿剤使用する。
UCG(心臓エコー)で心機能を推定。
昔は、HANP(ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド)を測定。
それがいつのまにか、BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)になっていた。
慢性心不全や急性心不全などモニターする上で、
現在は次第に NT-proBNPになり始めている。
『(ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント)は、
76個のアミノ酸より構成されるペプチドです。
循環血液量の増加や心室壁へのストレスなど、
心負荷の増大により脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体(proBNP)が産生され、
これが蛋白分解酵素によりヒト心臓中で生理活性を持つBNPと
生理活性を有しないNT-proBNPに分解されて血中に放出されます。
健常人のBNPおよびNT-proBNPの血中濃度は極めて低く、
心不全の重症度に応じてそれぞれの血中濃度が上昇しますが、
NT-proBNPは変動幅がより大きく、重症度の判断に役立ちます。 』とのこと。
保険収載されており、いつのまにかHANPがBNPになったように、
BNPはNT-proBNPになっていくでしょう。
肺高血圧症での腎障害との関連

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