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かんずりキムチ

2008年12月02日

味覚異常パンフ

<味覚異常の原因>
 ①薬剤の副作用が1番多い(21.7%)。
  口の苦味が多いアモバン(ゾビクロン)などの睡眠導入剤など
  抗うつ剤・抗不安剤・睡眠薬・抗てんかん剤・向精神薬・抗パーキンソン剤、
  利尿剤やアルドメット(メチルドパ)・カプトリル・セタプリルなど(ACE阻害剤)、
  ジピリダン・アダラート・インデラルなどの降圧剤、
  消炎鎮痛解熱剤・抗生物質・抗癌剤・抗甲状腺剤・ビタミンD・経口糖尿病剤・
  痛風治療薬・頻尿治療剤(塩酸オキシブチニン)・骨粗しょう症治療薬など
 ②特発性 (15.0%) 原因不明 (一部にカンジタ性口内炎もある。)
 ③亜鉛欠乏(14.5%)
 ④心因性 (10.7%)
 ⑤嗅覚障害による風味障害(7.5%)
 ⑥全身疾患によるもの (肝・腎・胃腸・脳) (7.3%)
 ⑦口腔疾患(6.4%)

<亜鉛欠乏性味覚障害>
 60μg/dl未満の低亜鉛血症
 ないし70μg/dl未満の境界値でも  症状がでることある。

 汎用食品添加物が亜鉛を排泄してしまうため生じる場合もある。
  ①ポリリン酸ナトリウム>ハム・ソーセージ・かまぼこ・みそ・チーズ
  ②フィチン酸>しょうゆ・みそ・漬物・たけのこ・かに缶・パン
 これらの食品添加物を多く摂られる方は注意を。

<亜鉛を多く含む食品>
 抹茶・一番茶・玄米茶・ココア・かき(牡蠣)・かずのこ・
 煮干し・いわしみりん干し・さざえ・あまのり・てんぐさ寒天・あさくさのり・
 きなこ・あかみそ・ごま・カシューナッツ・アーモンド・ふ・薄力粉・そば粉・
 レバー・卵黄・プロセスチーズ・パセリ・乾椎茸・かぶ菜 など

<治療としては>
 喫煙・アルコールによる味覚低下も多いので 禁煙・節酒を必ずしましょう。
 まず原因にあわせた治療を。
 時にカンジタも多く、ファンギソンやフロリードゲルを検討してみる。
 内服では 亜鉛を多く含んだプロマック顆粒1g/分2朝夕食後

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Posted by かんずりキムチ at 12:32│Comments(0)耳鼻科
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