2011年04月28日
ナリジクス酸
陸前高田の野球場跡地から
尿路感染などの治療で
妊婦さんに副作用の心配ない
唯一安全な薬はナリジクス酸です。
でも避難所で選ぶこともできない。
クラビットなど処方しようとして
救援薬品の箱を探していたら、
なんとなつかしいウイントマイロン発見。
部屋掃除していたら、昔の子どもの写真が
みつかったような感じでした。
2009年04月10日
間質性膀胱炎と子宮内膜症
2008年12月23日
女性の尿漏れ防止に骨盤体操
くしゃみや咳でも漏れてしまう心配で尿パット使用される方に
バップフォーなど処方するが、口渇や起立性低血圧起こすなら、
骨盤体操を勧める。
以下コピペ
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Kegel exercises (骨盤底筋訓練)
1948年に女性の尿漏れを予防するために
Dr. Arnold Kegel が考案したものです。
骨盤底筋と括約筋
(尿道の周囲にある筋肉で、締めたりゆるめたりして
排泄をコントロールします。)を鍛える体操です。
1日3回5分ずつの体操で、かなりの症状が改善されます。
まず大切なことは、正しい筋肉3箇所を見つけることです。
トイレに座って、尿を途中で止めてみてください。
もし、止められるようであれば、その時使っている筋肉が正しい筋肉です。
どの筋肉が、はっきりとわかるまでトイレで数回練習してみましょう。
おならが出そうになった時、こらえるために肛門を閉める筋肉を見つけます。
横になり膣の中に自分の指を入れ、尿を止める仕草をしてみて、
指にプレッシャーを感じるようなら、それが正しい筋肉です。
この3箇所を全て体の中に引っ張り込むような締めるようなイメージで
そのまま3秒維持、リラックスして3秒。10~15回続けます。
注意点:
エクササイズの際には、足の筋肉や腹筋など余計な筋肉は使わない。
息を止めない。たくさんやればやるほどいいというものではない。
1.仰向けになって足を肩幅に開く
2.ゆっくりと骨盤底筋を締めた状態で腰を持ち上げる
(足から肩までが△になるように)
3.そのままの状態で3秒キープ(呼吸は止めない)
4.リラックスしながら腰をゆっくりおろし3秒休む
1.足を肩幅に開き両手をテーブルにつく
2.体重を軽く腕にかけ、背筋を伸ばす
3.ゆっくりと骨盤底筋を締める
4.そのままの状態で3秒キープ
5.リラックスして3秒
毎日、3回、寝た姿勢、座った姿勢、立った姿勢で行います。
2週間目位から少しずつ改善を見る人も多いですが、
人によって3~6週間かかるでしょう。
上記のエクササイズが簡単にできるようになってきたら、
止める時間を3カウントから8カウント位に増やしてみましょう。
参考資料:
National Kidney and Urologic Diseases Information
バップフォーなど処方するが、口渇や起立性低血圧起こすなら、
骨盤体操を勧める。
以下コピペ
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Kegel exercises (骨盤底筋訓練)
1948年に女性の尿漏れを予防するために
Dr. Arnold Kegel が考案したものです。
骨盤底筋と括約筋
(尿道の周囲にある筋肉で、締めたりゆるめたりして
排泄をコントロールします。)を鍛える体操です。
1日3回5分ずつの体操で、かなりの症状が改善されます。
まず大切なことは、正しい筋肉3箇所を見つけることです。
トイレに座って、尿を途中で止めてみてください。
もし、止められるようであれば、その時使っている筋肉が正しい筋肉です。
どの筋肉が、はっきりとわかるまでトイレで数回練習してみましょう。
おならが出そうになった時、こらえるために肛門を閉める筋肉を見つけます。
横になり膣の中に自分の指を入れ、尿を止める仕草をしてみて、
指にプレッシャーを感じるようなら、それが正しい筋肉です。
この3箇所を全て体の中に引っ張り込むような締めるようなイメージで
そのまま3秒維持、リラックスして3秒。10~15回続けます。
注意点:
エクササイズの際には、足の筋肉や腹筋など余計な筋肉は使わない。
息を止めない。たくさんやればやるほどいいというものではない。
1.仰向けになって足を肩幅に開く
2.ゆっくりと骨盤底筋を締めた状態で腰を持ち上げる
(足から肩までが△になるように)
3.そのままの状態で3秒キープ(呼吸は止めない)
4.リラックスしながら腰をゆっくりおろし3秒休む
1.足を肩幅に開き両手をテーブルにつく
2.体重を軽く腕にかけ、背筋を伸ばす
3.ゆっくりと骨盤底筋を締める
4.そのままの状態で3秒キープ
5.リラックスして3秒
毎日、3回、寝た姿勢、座った姿勢、立った姿勢で行います。
2週間目位から少しずつ改善を見る人も多いですが、
人によって3~6週間かかるでしょう。
上記のエクササイズが簡単にできるようになってきたら、
止める時間を3カウントから8カウント位に増やしてみましょう。
参考資料:
National Kidney and Urologic Diseases Information
2008年12月08日
間質性膀胱炎
間質性膀胱炎の症状:
頻尿・尿意切迫感、膀胱の痛み不快感
①頻尿の定義は、トイレに行く回数が多くて困る状態で、
何回以上行けば頻尿で、何回未満が頻尿でないという定義はありません。
(一般には、日中8回以上といわれてはいますが。)
②夜間頻尿についても、
夜1回でもトイレに起きて困れば夜間頻尿です。
③尿意切迫感は、急な尿意で困る状態をいいます。
④排尿を我慢すると、膀胱に痛みや不快感を感じます。
⑤症状は普通の膀胱炎と異なり、細菌は証明されません。
ですから抗生物質を飲んでも治らないのです。
脳の病気などによる神経因性膀胱と異なり、
20-30回近くトイレにいくがすっきりしない病態です。
このような頻尿・尿意切迫感を訴える場合、
過活動膀胱(overactive bladder: OAB)と診断してます。
まず、排尿日誌(何時に何ccおしっこがでたかの一日の記録)をつけます。
一日8回以上の頻尿で平均排尿量が150ml以下の場合は、間質性膀胱炎が疑われます。
(例えば朝一の排尿で)300mlぐらい出ると不快な痛みがでてその後頻尿になる、
尿が貯まるたび膀胱痛がある場合も、疑われます。
診断と治療
1)細菌性膀胱炎はないか?まず検尿で診断します。
細菌感染があれば抗菌剤を処方します。
2)尿排出障害はないか?
残尿(おしっこの残り)が50mL以上ないかを、超音波で診断します。
3)抗菌剤で細菌がなくなり、残尿もなくなっても、
頻尿・尿意切迫感がとれなければ、まず排尿筋過活動を疑います。
症状で診断する過活動膀胱(OAB)として抗コリン剤を処方します。
それでも症状が消えない場合に、間質性膀胱炎を疑います。
抗コリン剤(Anticholinergic Drugs; 抗ムスカリン受容体剤):第一選択の薬剤です。
デトシトール(口渇など副作用が弱い)やベシケア(宣伝では一番)
抗うつ剤Antidepressants: 三環系抗うつ薬も夜間頻尿をコントロールし、
かつ膀胱の尿把持力を増加します。 もちろん、神経性頻尿にも有効です。
しかし、口渇、眠気などの副作用が問題です。(トリプタノール)
抗ヒスタミン剤:膀胱の慢性炎症が頻尿、尿意切迫感の原因になっていることが多く、
その中心的役割が 肥満細胞であり、肥満細胞が放出するヒスタミンと言われていて期待されています。
IPD:抗アレルギー剤として認可されている薬ですが、
間質性膀胱炎の頻尿、尿意切迫感、膀胱痛に有効で あることが明らかにされました。
頻尿・尿意切迫感、膀胱の痛み不快感
①頻尿の定義は、トイレに行く回数が多くて困る状態で、
何回以上行けば頻尿で、何回未満が頻尿でないという定義はありません。
(一般には、日中8回以上といわれてはいますが。)
②夜間頻尿についても、
夜1回でもトイレに起きて困れば夜間頻尿です。
③尿意切迫感は、急な尿意で困る状態をいいます。
④排尿を我慢すると、膀胱に痛みや不快感を感じます。
⑤症状は普通の膀胱炎と異なり、細菌は証明されません。
ですから抗生物質を飲んでも治らないのです。
脳の病気などによる神経因性膀胱と異なり、
20-30回近くトイレにいくがすっきりしない病態です。
このような頻尿・尿意切迫感を訴える場合、
過活動膀胱(overactive bladder: OAB)と診断してます。
まず、排尿日誌(何時に何ccおしっこがでたかの一日の記録)をつけます。
一日8回以上の頻尿で平均排尿量が150ml以下の場合は、間質性膀胱炎が疑われます。
(例えば朝一の排尿で)300mlぐらい出ると不快な痛みがでてその後頻尿になる、
尿が貯まるたび膀胱痛がある場合も、疑われます。
診断と治療
1)細菌性膀胱炎はないか?まず検尿で診断します。
細菌感染があれば抗菌剤を処方します。
2)尿排出障害はないか?
残尿(おしっこの残り)が50mL以上ないかを、超音波で診断します。
3)抗菌剤で細菌がなくなり、残尿もなくなっても、
頻尿・尿意切迫感がとれなければ、まず排尿筋過活動を疑います。
症状で診断する過活動膀胱(OAB)として抗コリン剤を処方します。
それでも症状が消えない場合に、間質性膀胱炎を疑います。
抗コリン剤(Anticholinergic Drugs; 抗ムスカリン受容体剤):第一選択の薬剤です。
デトシトール(口渇など副作用が弱い)やベシケア(宣伝では一番)
抗うつ剤Antidepressants: 三環系抗うつ薬も夜間頻尿をコントロールし、
かつ膀胱の尿把持力を増加します。 もちろん、神経性頻尿にも有効です。
しかし、口渇、眠気などの副作用が問題です。(トリプタノール)
抗ヒスタミン剤:膀胱の慢性炎症が頻尿、尿意切迫感の原因になっていることが多く、
その中心的役割が 肥満細胞であり、肥満細胞が放出するヒスタミンと言われていて期待されています。
IPD:抗アレルギー剤として認可されている薬ですが、
間質性膀胱炎の頻尿、尿意切迫感、膀胱痛に有効で あることが明らかにされました。