さぽろぐ

健康・ダイエット  |その他北海道

ログインヘルプ


インフォメーション


QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
かんずりキムチ

2008年12月02日

耳管開放症パンフ

 耳管開放症は、鼓膜より内にある中耳腔の圧を調節する
耳管が開いたままになって耳閉感などが出現する病気です。

①症状:
 耳閉感=耳が詰まったようにふさがる、聞こえが悪い
 自声強聴=自分の声が大きく響き割れて聞こえる、
 自分の声が抜けてしまう、耳の中がスカスカする、
 呼吸性耳鳴=自分の呼吸がすーすー・ゴーゴーなど耳にひびく、
 自動車のエンジン音が響く、カン高い音がひびき痛い・ハナカミで耳痛、
 エレベータ・トンネル・飛行機など気圧変動で耳痛をかんじる。
 ふらふら感、筋性耳鳴、拍動性耳鳴、

 これらの症状が仰向けになったり、お辞儀をしたり頭を低くすると
 症状が軽減あるいは消失する。
 通常は立ち仕事など立位の状態がつづくと悪化する。
 逆に風邪やアレルギーの悪化などで症状は改善する。

②原因:
 はなすすりの習慣、耳管の閉鎖不全(しまりが悪いシワを想像して)、
 耳管開口部の結合織(あぶら)減少。
 ダイエット、食思不振や大きな病気のためやせて発症や、
 利尿剤の使用、下痢や発熱などにて脱水となり
 発症することもあります。
 激しいスポーツで症状出現することも、
 顎関節に負担がかかり発症することもあります。

③検査所見:鼓膜の動的所見
 バルサルバ法 鼻をつまみ頬を膨らませて圧をかけると鼓膜が膨隆し
       つばなど飲むと鼓膜がすぐに戻るかどうか
 トインビー法 鼻を閉じて嚥下し 鼓膜に非常に早い動きの確認

 聴力検査:通常は20dB以内の伝音難聴になることもありますが、
     まれに低音障害型感音難聴になることもありえます。
 ティンパノグラム:呼吸による鼓膜の変動や過動が見られることもある
 鼻咽頭カメラ:耳管開口部の閉鎖不全の確認

④治療法:
 はなすすりの厳禁、生理的食塩水の点鼻療法、漢方薬(加味帰脾湯)
 イヤープレーンなどの耳栓、鼓膜にステリテープを貼り鼓膜の過剰運動制限

あなたにおススメの記事

同じカテゴリー(耳鼻科)の記事画像
地震酔い
めおとめまい
耳に虫
テグレト-ルによる音階変化(フラット)
声帯溝症
声帯ポリープ
同じカテゴリー(耳鼻科)の記事
 地震酔い (2011-04-24 08:33)
 めおとめまい (2010-09-09 20:17)
 耳に虫 (2010-09-09 19:29)
 頚部皮下気腫 (2009-07-16 21:12)
 テグレト-ルによる音階変化(フラット) (2009-06-10 12:14)
 声帯溝症 (2008-12-29 18:40)
Posted by かんずりキムチ at 15:50│Comments(0)耳鼻科
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。