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プロフィール
かんずりキムチ

2008年12月11日

肝周囲炎

若い女性で、38℃ほどの熱発もあり(軽い場合もあります)、
激しい右季肋部痛から心窩部にかけての腹痛あり
呼吸や咳でも激しい痛みが出現したり
身体をひねるなどすると痛みが増強する場合には
上部内視鏡検査や腹部CT・エコーで問題なければ、
肝周囲炎(Fitz-Hugh-Curtis synd)を考えます。
クラミジア感染が子宮付属器から腹膜炎として広がったものです。
検査ではCRP上昇、白血球増多、
クラミジア・トラコマチス-IgA抗体陽性がみられます。
治療はTC系MINOやマクロライド系・ニューキノロン系抗菌薬。

婦人科症状もほとんどないこともあり、
クラミジア・トラコマチス抗体も
全例で陽性に検出できるわけでないので、
うちには2-3週間あちこちの病院を回って受診してくることが多い。
検査もはっきりしないときに、薬疹が出てきたときには、
麻疹かとあせってしまった。
やはり特徴は性活動多い若い女性で、深呼吸で激しく痛む右上腹部痛。

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Posted by かんずりキムチ at 15:12│Comments(0)消化器
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