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かんずりキムチ

2009年01月04日

ボツリヌスについて

ボツリヌストキシン注射による顔面痙攣などの治療、
さらに脳性麻痺に対して治療がなされており、
美容外科ではしわとり眼瞼下垂に使用されている。
何度も繰り返すうちに抗体産生の可能性あり。

ボツリヌスの語源は、ラテン語のbotulus(腸詰・ソーセージ)。
腸詰を食べて食中毒起こすため、つけられたらしい。
この食中毒防止のため、ハムやソーセージに硝酸塩を使用している。

ボツリヌス菌の毒素抗原性でA-G型に分類され、
A・B型が芽胞の形で土壌中に存在。E型が海底や湖沼に分布。
ボツリヌス症の症状:
まず嘔気嘔吐に始まり、
複視・羞明、眼瞼下垂、耳鳴り、難聴、
構音障害、排尿障害、発汗障害、口渇、
次第に下行し、四肢の麻痺、呼吸筋麻痺。
発熱が見られない意識も保たれる特徴あり。
とはいえ診たこともない。

北海道東北では飯寿司にてE型による中毒。
熊本の辛子蓮根でA型中毒。
イタリア産オリーブ漬けからB型、輸入キャビア瓶詰めでB型あり。
『1歳未満の乳児に蜂蜜を与えるな』と厚生省通達で有名になった乳児ボツリヌス症

飯寿司を食べて吐き気と脱力感ある男性、点滴しながら、複視・羞明ないか問診。

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Posted by かんずりキムチ at 23:04│Comments(0)神経内科
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